2009年3月26日木曜日

ヨテボリ(イェーテボリ)の空港とエア・ベルリンの話

 先月、ドイツにAir Berlin(エア・ベルリン)で行ったときの話。初めてヨテボリのメインではない方の空港、Gothenburg City Airportを使ってみました。ヨテボリには2つ空港があって、メインの方はGöteborg Landvetter Airportと いう、普通の北欧的な空港であります。 ヨテボリの中心部を挟んで反対側にあるので、各空港間の移動はちょっとしんどいかも。ただ、今住んでいるアパートからだと、City Airportの方が近いかな。それでも中心部からだと空港バスで40分近くかかります。せっかく定期券で行ける範囲だったので、バス代が別にかかる空港 バスではなく、路線バスを乗り継いでのんびりと行くことにしました。実際、バスはあまり人が乗っていなかったので、それほど時間がかかるわけでもなく、接続も比較的よく空港バスとものの10分しか変わらず。ただ、バス(というかこの路線は時々ワゴン車)の運転手に、空港のところで降ろしてね と言っていたのに、案の定忘れていて、気づいたときにはバス停の前を時速70km(推定)で爆走中。「おーい、止めてくれ」と言った瞬間に慌ててブレーキ を踏んだため全輪ロック状態、滑って道から外れたり追突されないかちょっと怖かった。


 City Airportのターミナルは、ローカルな路線バスのバス停から、歩道のない空港の横のエリアを通って約5分の距離。ちなみに空港バスは、ターミナルに直づけ。ターミナルは倉庫を改造した感じで至ってシンプル。他に航空会社はRyan Air(ライアン・エア)とかWizz Air、それからバカンス系の会社がちょびっと乗り入れているという感じ。やはり格安航空会社向けの空港という感じで、中は迷わないくらい狭め、下手なローカルの駅よりも確実に狭い。昼を食べてなかったので、中にある小さなレストランでサンドウィッチを注文、値段は空港にしては安め、味は値段以下。やることも特になかったので、搭乗ゲートへ移動。無料の新聞(GP)が置いてたので、ゆっくりチェック。

 この空港に、ボーディングブリッジというものは無いので、てくてくと歩いて飛行機に向かいます。格安航空会社は、飛行機をバックさせたりしなくてもいい空港が大好き。普通の空港にあるような特殊な車両もほとんどありません。

 中間地点からターミナルを振り返ると、これまた微妙。一応全席座席指定なので、のんびりと飛行機に向かいます。ちょこっと不便なだけで、飛行機代がかなり安くつくのはいいなと思う反面で、年配の人とかハンディキャップのある人への対応は、このスタッフの人数だと無理だろ、みたいなのも事実。

 帰りにバシバシ写真を撮ろうと思っていたんだけど、知人に偶然会ってしゃべりこんでしまったので、機内の写真は行きに撮影したこれ一つのみ。シートポケットが上に付いていて、ゴミを入れる気のしないように設計されています。ちなみにRyan Airだとポケットすらなし、安全のしおりがシートに直接ステッカーとして貼り付けられてあります。機内販売もまずまずのお手頃な価格の商品とか、旅行でぱっと使いそうな商品が中心で現実的。昼の時間は過ぎてましたが、シンプルなサンドウィッチとドリンクが出てきました。ハムかチーズかというチョイスでしたが、ハムを選択。それでも、ふつうにきちんとしたバターとクリームチーズを使っていて、味はそこそこ。空港で微妙な物体を食べたことを後悔。

 Air Berlinは、今回使った印象だと基本的に機材は新しく、スタッフも親切じゃないけどきっちりしていてフレンドリーで好印象。今時大手だとお金取られることがある、バックパックのラッピング用ビニールも言ったら無料でかけてくれたので、それもありがたいところ。機会があればたぶんまた使います。

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