2010年1月13日水曜日

学校と公共交通と

今週から学校が始まり、東奔西走の今日この頃。最近夜型になりつつあったので、日の出前に起きて出かけるのには、まだ若干の抵抗があります。今日学校まで余分目に時間を見込んで家を出たんだけども、途中でトラムが止まっていて迂回運転、わりとギリギリになってしまいました。

夕方ネットで新聞を読んでいると原因が判明、トラムの運転手が、電動車イスの利用者2人が同時に一つの便で行くのを拒否したため警察沙汰になり、そのために止まったとのこと。GPの関連記事によると運行主体のVästtrafikは利用者の安全のため、重量超過を防ぐために電動車イスは1台までという規則を設けていて、それに則っているだけとのこと。記事もVästtrafikの主張にわりと沿って書かれています。まるで頭のおかしい車イスの利用者が差別だと騒いで他の利用者に迷惑をかけている、と言わんばかりに。

だけどちょっと待って欲しい。大人3人分の重量を乗せたくらいで床がへこんだり車軸がいかれたりするくらい、あるいは横転するくらい路面電車は弱いのか。もしもそんなことで「利用者の安全を害する」のであれば、普段相当やばい車両に乗っていると言わざるをえません。設計思想を考えればそんな訳もなく、安全に名を借りた排除か、という印象。でもこの手の差別ってされる側じゃないとなかなか見えてこない。

アピールの手段の問題はあるかもしれないけど、街頭で演説しててもビラを撒いてもあまり人は見向きもしない。その意味では一票入れましょうという感じの今日この頃。

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