2007年9月25日火曜日

新聞と地域情報

こ このところミャンマー(ビルマ)関係のニュースがこちらの地元紙でも大々的に報道されています。その一方でイラクでの失敗を取り戻すべく声高々に民主化と 主権の正統性をさけぶ政治家のコメントも多々見受けられます。植民地支配を行っていた国と、その開放の名の下に再支配を狙っていた国とを含めて、その論理 に歴史的なコンテクストが欠落しているのは目も当てられません。
そんな戯れ言はさておき、最近は無料紙にはまっています。ここで入手できる無料紙には、トラムやバスの中でも配布しているMetro、ゴシップ満載のAftonbladetPUNKT SE、同じくゴシップ紙GT系GÖTEBORG CITYなどがあります。一般紙に比べると記事の質・量ともに落ちますが、文章が短く平易なのでスウェーデン語を勉強中の自分でも辞書を使えば最後まで読めるのでよかったりします。
東 京でも一時期無料紙を見かけましたが、ヨテボリみたく大都会でもない街できっちり普及しているのをみると、考えるところがあります。この手の新聞は広告収 入がメインなので、一面二面が広告という日も時々あります。あとは記事をAFPやロイターみたいなところからじゃんじゃん買ったり、賞金を撒きエサに読者 から写真を募集したりして、コンテンツを安く仕上げている感があります。
英字紙はヘラルド・トリビューンとか大手の新聞を街中で見かけるくらいで、地元の英字紙はまだ未発掘。スウェーデン語の実力が上がるまでは当面、ちょっぴりネオコンがかってあまり記事のないThe Localみたいなとこの記事を読む必要がありそうです。

[ 更新日時:2007/09/27 23:39 ]

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