2007年9月13日木曜日

Volvoの工場(後編)

ブログの整理をしていて、そういや書くつもりだった後編書いてないよな~と思い直し、少し思い出しながらちょっと書いてみようという話。いやはや、すんません。

顧客しか入れないVDCと異なり、工場の方は一般的に公開されている様子。ただ、案内する人員が限られているので予約が必要かもしれません。ボルボの自動車部門とトラック部門は資本的にはかなり異なりますが、テストコースや工場の敷地を部分的に共有していました。特に、移動中に横目に見た、クオリティチェックではねられたと見られる自動車のシャーシの墓場はどこか戦争中の国を思わせられました。

工場見学はゴルフカートに3-4台のトレーラー客車を引っ張って巡ります。トラックの工場はかなり静かめ。ドイツ・ドレスデンにあるVW(フォルクス・ワーゲン)の工場とはまた異なった静かさで、工場というよりも農場みたいな音のレベル。難聴といった労災を防ぐために静音化にはかなり気を配っているとのこと。またスウェーデン的な部分としては工場で女性もかなり働いていました。新規採用に関しては50/50に近いとのこと。実際、職業病を防ぐためにかなり補助する機械が入っているため、それほど男女だからどうのという話ではなくなっている印象を受けました。トラックの場合は量産とはいっても、それほどロボット生産のような自動化まではされておらず、手作業の範囲も多めです。生産の基本は流れ作業ですが、熟練工向けの定位置で全て組み上げるためのブースもあったりで、なかなか興味深かったり。

若干端的ですが、そんなこんなの工場見学。
ま、おまけでyoutubeでのボルボのトラックの映像を2点ほど。


トラック用ABSシステムのプロモーション


Wトレーラー

[ 記事作成:2009/04/21 16:10 ]

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