2009年5月21日木曜日

Dion、お前もか

と、有名なせりふのパチリですが、長年使い続けているサービスの一つDionのサービスが今ひとつ、という愚痴というか悪口のお話。他のプロバイダ同様DionでもWebメールが使えるので、外出先や再インストール時等、メールソフトでメールをチェックできないときに重宝します。ただ、その悪態っぷりがNTT Dataばりだったりするので、ん~という感じ。二流・三流企業を自覚している分には問題ないんだけど、自ら業界のリーディングカンパニーみたいな顔を見せつつ、やってるレベルが低いのが問題。足引っ張ってるだろ、引っ張るところ違いますわ、という感じ。

ともかく現在のDionのWebメールは3本立て。一つは旧来からのWebメールで、2009年7月いっぱいでサービス終了。認証はメールアドレス・ユーザID・パスワードの3つを入力する必要があります。ヨーロッパ言語を含め、日本語以外のエンコードには全然対応していない反面で、わりとどんなマシン環境でもとりあえず動くというメリットがありました。

Dion1

んで、最近のWebメールはau one net に移行してRIA版(上記画像)とHTML版。RIA版というのは、Rich Internet Applicationといって、Dionの場合要はインターフェイスがソフトウェアのようになっているバージョン。IEで動かすと、今のネット環境ではモールス信号並みにレスポンスが悪い。当初スウェーデンからのアクセスかと疑っていたもののFirefoxで動かして見たところ随分マシな結果に。現状の欠点としては、Firefox3.0だと勝手にHTML版にリダイレクトされる。ユーザにその選択を任せるという発想はないらしい。

HTML版は、バグのオンパレード。Dionのサポートの連中はFirefox3.0はサポート外、2.0.xか1.5.xを使えというありがたいアドバイスをくれるのだが、当の2.0.x.ですらMozillaの正式サポートは半年以上前に終了、当然正規ルートでは入手できない。Firefox3.0でDionを使うと、どうしようもないことが多い。ただ断っておくと他のサイトでは一切同じような問題が起こっていないので、FirefoxではなくDionのサイトの問題。

症状1.
ログインを行うと「ログイン後2時間以上経過したためログアウトしました」というページに飛ばされる。

症状2.
ログインを行おうとすると、もう一度ログイン画面が出てくる。

症状3.
ログイン後1時間も経ってないのに「ログイン後2時間以上経過したためログアウトしました」というページに飛ばされる。

au one net のHTML版においても相変わらずヨーロッパ言語はサポートしておらずレイアウトの変更で若干アドレス管理が楽になっただけでその他は全くメリットなし。ページが重たくなってレスポンスが悪くなっただけの話。

Dion2

最終的にたどりついた結論はFirefoxのアドオンの一つUser Agent Switcher を使うということ(上記画像)。こいつを使うと、一応IEを使っているように見せることができるので、Firefox 3.0.xでも一応RIA版を使うことができる。ログインにはHTML版以上の時間がかかるけど、ログイン後のレスポンスはなかなかいい。もっとも、再度デフォルトでログインしようとするとできなくなるので、auone-.netのCookie一式を一回消してやる必要あり。

Cookie がどうしようもないような記述ならば、こちらでCookie の有効期限を編集して、ログインを簡易化してしまえという話でAdd N Edit Cookies。多少御利益を期待したものの、Cookieの上書きがあるので使う意味ゼロ。Cookieの上書きを妨害する方法を考えるか、ログインを簡素化するためにマクロで自動ログインを作るかは今後の検討課題。

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